前回2月の最新リポートでお伝えしていた、少雪による凍害があったかどうか、ひととおりのラベンダー園をまわって確認してきました。その中で、もっとも被害の大きかったのが昨年から一般公開した富田さんのラベンダーイーストです。

本来新緑をまとっていなければならないところですが、かなりの面積で枯れた部分と緑の部分とのまだら模様となっています。これまでの山の斜面に拓かれたラベンダー園と違い富良野盆地の平野部に位置し、十分に陽が降り注ぐこと、またこちらの要素が大きいかと思いますが遮るものがなく風に雪が飛ばされることによって、さらに雪の少なさを招くことになったのでしょう。

株全体が枯れたわけではなくところどころ新芽が出ています。とはいえ以前のような状態への復活は難しいでしょうから、植え替えが必要になるでしょうが今季は無理です。今年は園内をトラクターバスが運行予定だそうで、ガッカリする声が聞こえてきそうですが、栽培の苦労などを理解してもらういい機会と捉えて来年、再来年につながる取り組みとして頑張ってもらいたいところです。

丘に広がる日の出公園のラベンダー畑も周囲に防風の役割を果たす林がないため、場所によっては吹きさらしになっていました。こちらは被害が比較的少なく、すでに枯れた株の補植は終えていました。
今朝の道新ふらの面で駐車場問題が取り上げられていて町議会で駐車場用地の買い上げが否決され、今季は用地が確保できずシャトルバスの運行になるようです。昨年の「がっかり名所」も含めて、誰のための何のためのラベンダー園なのか、今一度原点に立ち返る必要があるでしょう。

日の出公園に程近い、上富良野町のパークゴルフ場。ここに植栽されたラベンダーも部分的に枯れた株が目立ちました。すぐ近くの道路沿いのラベンダーは無傷のところもありましたので、風や日当たりなどの微気象が明暗を分けたようです。
話しは脱線しますが、道内で盛んなパークゴルフ。やってみると意外とおもしろい。パターとボールはレンタルできるので、機会がありましたら地元のおじさんにやり方を聞きながら挑戦されるのもいいと思います。

枯れが目立ったのはもう一ヵ所、北星山町営。もっともここは冬期間スキー場のために毎年株が傷むので凍害によるものかどうかはわかりません。ちょうど一年草の区画を耕しているところで数日中にはマリーゴールドやサルビアなどの花々が植えられることでしょう。

本家の富田さん。場所によっては積雪が少なく心配されましたが、被害はほとんど無かったようです。北は菅野さんから南はハイランドまで一通り見てきましたが、特に大きく枯れた場所は見受けられませんでした。また観覧車で話題の深山峠はラベンダーの植え替えを行っていて見応えがあるようになるまでは3年はかかるでしょう。
早咲きラベンダーが色づくまで約1ヶ月。今年もそれぞれにいろいろな苦労やドラマがあって、まもなく富良野が一番輝く季節を迎えます。
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このブログは北海道富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしを目指している管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
