観覧車のイメージ画像
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深山峠の観覧車問題
当サイトはタイトルの通りラベンダーの時期は1日に最大3千件ほどのアクセスをいただきますが、この時期は2百程度で推移していました。特に取り上げる話題もなかったため更新もろくにしていませんでしたが、昨日この話題を取り上げて一気に2千件。それだけ多くの方がこの話題に関心があり心を痛めているかと思うと、一町民として個人の立場からではありますが、きっちりと説明責任を果たしていかなければと思っております。
地図を用いて見え方の検証を、と思っていましたが前回のエントリーの合成写真ではどうもピンときません。丸い円ではイメージしづらく、観覧車のフリー素材を合成しようかといろいろ探しましたがイマイチうまくできませんでした。
ところで世の中にはいろいろな観覧車があるものですね。私が最後にのったのはいつどこでだったか、原色でカラフルで、鉄骨が幾重にも重なった鉄の塊というイメージです。では実際に建設予定の観覧車はどのようなものか。いろいろ調べましたら、旭川市郊外のサンタプレゼントパークから運び込まれたものであることが分かりました。行ったことがなかったので画像検索したところ、私がイメージしていたものとはかなり趣の違う観覧車が確認できました。
著作権の問題があるので勝手に画像を持ってくることはできませんから、ダメでもともと、直接アラタさんに画像があれば送っていただきたい旨メールしました。すぐに社長直々に返信があって画像を添付していただきました。
どうでしょうか。想像以上にシンプルな印象です。色彩と角度に配慮すれば風景に馴染むことは難しいとしても、多くの方が懸念する景観の破壊は最小限にとどめることができるのではないでしょうか。
合成してみました。かなりリアルな作品に仕上がりました。どうでしょう。
改めて確認しますが、私は今回の深山峠の観覧車建設に反対の立場です。ですが断固阻止とは思っていません。問題の核心は「観光の振興」と「景観の保全」のバランスだと考えています。バルーンの見え方の検証は改めてしますが、その心証としては周囲に与える影響は想像していたより小さいのではないか、というものでした。
今朝の道新ふらの面でバルーンの様子が報道され、多くの富良野圏在住の方に今回の件が知れ渡ったと思います。反対運動が盛り上がるのか、それとも起爆剤としての期待が大きいか私にはわかりません。ネット上では建設反対、景観を守れの大合唱となっていますが、建設によってどれほどの景観が阻害されるのか、特に地域住民のナマの声を聞きたいと思います。
1日に2つの記事を書き込むのはブログ開設以来初めてで、もともと文章を書くのが苦手ですのでウンウン唸りながら書いています。改めて次回、早急に前回の写真を地図上で確認しながら見え方の検証をしてみます。
- 2014年4月15日 農村TKBBに2億拠出に異議
- 2011年4月19日 脱原発目指す田舎暮らし
- 2010年4月19日 ラベンダー園案内の更新
- 2009年4月19日 完成した観覧車
- 2008年4月19日 タネ蒔き作戦(二章)
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Comment
はい、お久しぶりです!富良野も雪一面になっているのですね。
清水山線、開通しそうですね、良かったです・・。
観覧車は・・・情報待っています。
確かに景観を著しく損なう!!ということはないかもしれませんが、
何でそこに???必要???別の場所でいいんじゃ・・・というのが素朴な意見・・・
夏に久しぶりに訪れ、富良野地区の都会化にびっくり、でもきれいになって便利になったなーとも思いました。便利にはなったけど、あの空あの景色、日常では味わえない開放感でした。
富良野にカブレつづけていますので、変化はとても気になるところです・・・。
ゆうさん、お久しぶり! でいいですよね。
清水山線は現在も通行止めですが、おそらく来夏までには開通すると思います。
観覧車の件、もう少し調べさせてください。
こんな時間に返信してしまいました。観覧車のことで頭がいっぱいで寝付けなくって・・・。
こんにちは。
時々こちらのサイトはチェックさせていただいていました。
いつも楽しみにしていました。
富良野道路のことも必要か?と取上げられていましたが、来夏も密かに富良野を訪れる計画を練っており、清水山(でしたっけ?)の通行止めは解除されたのか気になり質問しようと思っていました。夏にこちらで事前情報を得ていたにもかかわらずナビ通りの走行で通行止め地点まで行ってしまい迂回した経験があるので、来年はあの道が使えたらと・・・
やはり不慣れな土地ではナビが頼りで走りますので。
また、上富良野地区はラベンダーイーストのみの立ち寄りでしたので、来年は日の出公園と深山峠をスポットに入れようとしていただけに、このお話は受けいれがたいものがあります。
ラベンダーの季節に上空から見下ろせるというのが狙いなのでしょうか?全くもってがっかりですし、その意図がわかりません・・・というのが感想です。
特に深山峠はラベンダー畑の美しさ云々は見たことがないのでわかりませんが、穴場的な、他の人があまり訪れない分ラベンダーを堪能できるのでは?と期待していただけに、残念としか・・・。
道外の者は推移を見守るしかないのでしょうか?
来年出来ていたら深山峠はスルーしてしまうかもしれませんね・・・。