深山(みやま)峠は富良野盆地の北端、美瑛町と隣接する国道237号線の小高い丘陵地帯を指します。峠とはいえ狩勝(かりかち)峠や日勝(にっしょう)峠などとはまったく違い、ちょっと坂をのぼったくらいの感覚です。美瑛と富良野地域の中間に位置するため非常にアクセスはよく、というより美瑛-上富良野間を最短で結びますので、地域にとっても重要な幹線道路となっています。

05年7月撮影。何の気まぐれかこんな写真も撮っていました。観覧車は右上を仰ぎ見ることになります。
天気がよければ大雪山系の山々を一望できる絶好のロケーションで、早くから観光地として開発がなされた地域でもあります。ここにはラベンダーオーナー園があり、当サイトでも紹介(深山峠オーナー園)していますし、ブログでも再三見頃の状況をお伝えしてきました。
サイト開設以来、毎年数十枚の写真を撮ってきたわけですが、今回改めて確認しますと撮影スポットは大きくわけて2ヵ所あります。1つはラベンダーオーナー園前。私がラベンダーの写真ばかり撮っているという理由もありますが、道路を挟んで向かい側にあるレストラン「想い出のふらの」さんで昼食をとる団体さんなど、かなり多くの方がここからの眺望を楽しんでいます。

06年7月撮影。この立て札の前で記念写真を撮る観光客が大勢います。
もう1ヵ所はトリックアート美術館の東側テラス。国道からは美術館の裏側になるので通過するだけでは存在すら気づきません。

06年7月撮影。トラクターなど飾ってあります。中途半端に花など植えず、草原で子どもたちが遊べる雰囲気で整備したら魅力が高まるのにと思っていますが。
ほかにも町の展望台がありますが、トイレを利用したついでにのぼることはあるかもしれませんがまったく魅力はありませんし、期待を裏切るものですのでここはナシです。
共通していえるのが、ここが重要なのですが絶景なのは深山峠から眺めるラベンダー・丘陵地帯・大雪山系の山々であって、深山峠自体ではないということです。深山峠自体は一種の展望台として機能していて、またそのポイントも方角も限られます。
今回の件でこれまで撮りためた写真の中に、観覧車が入る可能性のある写真はないか探しましたが、唯一一枚発見しました。オーナー園の遠景を見てみたいとさまよって撮った一枚です。

06年8月4日撮影。おそらく写真の左側に入ると思います。当時ラベンダー園リポートで載せるためにわざわざ撮りに行き載せようか検討しましたが、複数の建物が写っていてあまり自慢できる景色ではないことからボツになりました。最新リポート(06/08/04)参照。
観覧車ができても深山峠から望む景観には何の変化もないということがお分かりいただけると思います。そこで次回はもっとも景観に影響を与えるであろう、ジェットコースターの道について考えてみたいと思います。最後にお断りしておきますが、私は観覧車建設に(現在は消極的)反対の立場から一連の記事を書いています。
「深山峠の観覧車問題」内の他の記事
- 1年目の観覧車 - [10年1月25日]
- 十勝岳アートビューまもなくオープン - [09年4月22日]
- 完成した観覧車 - [09年4月19日]
- コラムに関心のある方へ - [09年3月20日]
- 「観覧車」基礎から着工へ - [09年3月4日]
- 観覧車問題に対する見解 - [08年12月9日]
- シーニックデッキの問題点 - [08年12月8日]
- ジェットコースターの路からの眺望 - [08年12月7日]
- 美瑛側からの景観 - [08年12月6日]
- バルーン調査でわかったこと - [08年12月4日]

このブログは北海道富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしを目指している管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。

先に挙げたスレにも書きましたが50メートルの高さを57倍すると一度角に見える地点の距離となります。
これから考えると、美瑛町の最短距離の地点から見て背景にある西の山の高さ位かなと思いましたが今回実証された訳です。
一度角の大きさは57ミリのレンズでフイルム上に1ミリの大きさとして写ります、満月をフイルム上に1ミリの大きさに写すとすると110ミリのレンズが必要、目標の地点までの距離と
レンズの長さが解ればフイルム上での大きさ
(長さ)を掴むことが出来ます。