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シーニックデッキの問題点

[2008 年 12 月 8 日]

ジェットコースターの路上の、坂の頂上付近からの景観が観覧車の建設によって多かれ少なかれ影響をもたらすことは、バルーンによる検証実験から明らかになっています。見る人によって受け止め方は違うでしょうからこの大小はここでは論じません。ここでは前回とは違う視点からこの頂上付近の問題点を指摘します。

この「坂の頂上付近」、国土交通省のシーニックバイウェイ運動の一環として展望台の機能をもたせた「シーニックデッキ」が夏の間設置されています。


05年7月撮影。最近はなかなか行く機会がなかったので継続されているか確認できていません。大雪富良野ルートがほとんど更新されておらず、活動も町内会にまじってゴミ拾いをしている程度ですから既に形骸化しているのかもしれません。

それでは前回のクイズのおさらいです。


この地点における、重大な交通違反を誘発する恐れのある問題点はどこか。

もうおわかりですね。

この地点は駐停車禁止で、2点減点及び1万2千円の反則金(普通車)が科せられる場所なのです。反則金で比べると一時不停止や赤信号無視よりも重い違反となります(警視庁:反則金一覧表)。この地点からバルーン当日に撮影していた反対派、テレビクルー、そして何を隠そう私自身も駐停車禁止に違反していたことを認めなくてはなりません。また「勾配の急な坂道」という文言もあり、急勾配とはどのくらいを指すかわかりませんが、アップダウンを繰り返すジェットコースターの道は多くの部分で駐停車禁止場所に該当するのかもしれません。

設置側の弁として「簡易駐車帯を整備したことで不法駐車が減った」(シーニックデッキ設置の効果と課題・pdfファイル)そうです。駐停車禁止場所であることを認識しているからこそ「不法駐車」という表現になるのだと思いますが、この簡易駐車帯、本当にちょっと路側帯を広くとった程度で3台縦列駐車したらもういっぱいです。また坂の頂上付近で駐車車両や人影が見えた場合、減速するにしてもそれなりの距離を確保するために対向車線にはみ出すことは十分に考えられます。坂の頂上付近ですから前方は見えません。そしてジェットコースターを楽しむ対向車が来たら・・・。

結局のところこのシーニックデッキ、近くのペンションオーナーがシーニック事業を利用して、我田引水、客寄せのためにこしらえただけと私は思っています。決して非難しているわけではありません。むしろジェットコースター上からの景色を景観スポットとして整備するならば、坂の頂上付近は駐停車禁止であることを周知徹底し、そのペンションの真ん前に持っていくべきだと考えます。駐車場も広く10台は停められます。

ジェットコースターの路からの景観を売り物にしないならば、シーニックデッキ事業は撤収するべきでしょう。ジェットコースターは走りながらまわりの景色を見るだけにしてもらって、深山峠に限らず千望峠や見晴台公園などの景観スポットに誘導するのが行政の役割でしょう。

反対派が盛んにこの地点の景観破壊を主張することに対して、確かにその通りなのですが一面的であり、以上のような見方もあるということをお伝えしたく今回の記事となりました。

当初は反対する会を側面から支援する意図でこの問題について書き始めましたが、バルーンの検証結果及び反対する会の見識が明らかになるにつれ、意に反して反対する会に反対する会の様相を呈してきました。次回は最後の力を振り絞り今回の観覧車問題について、現時点での考えをまとめたいと思います。その後はしばらく貝になるでしょう。

【追記】前回と今回を通じてもっとも伝えたかったことを書き損じました。すなわちジェットコースターの路はジェットコースターの路であり、ごく一部の景観が損なわれると感じるかもしれないが、その道自体の魅力は変わらない。以上。

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1件のコメント

  1. kazuya より:

    ジェットコースターの路での
    駐停車禁止のことなんか考えても見ませんでしたが、駐停車禁止場所もあるんですね(^-^;

    確かに見通しが悪いので、危険な場所ではありますね

    それほど交通量が多くはないので、今のところ問題にはなってないって感じですね

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