「観覧車」基礎から着工へ
上富良野町深山峠に建設が進められている観覧車。世間を騒がせたのが遠い過去の出来事のように今は静けさを保っていますが、工事は着々と進行しています。現状をお伝えします。
工事現場の周囲は柵で覆われて目隠しされていますが、町の設置した展望台にのぼると上から現場を「展望」できるのは皮肉というか、何というか。目の前に観覧車ができるとなるといよいよこのコンクリート製無機質展望台の存在意義はなくなります(合成写真参照)。

ほぼ基礎工事は完了した様子です。足場となる土台が、写っていない右下を含めて4ヵ所。右上の白い建物(みやま物産館・アートパーク)に対してほぼ直角に設置されるであろうことが読み取れます。
トリックアート美術館前の駐車場に、観覧車の構造部分となる鉄骨が置かれています。既に着色されたようです。

肌色っぽい暖色系、微妙な色合いです。肝心の観覧車自体はどこかにしまってあるのか見ることはできませんでしたが、寒々しい寒色系よりはベターな選択かとは感じました。

以前合成した写真。もともとは緑色だったようです。観覧車自体は青く見えますが、おそらくブルーシートを被せているからで、まぁこのような色合いよりはよろしいかと。アースカラーでお願いしたいところですが。
付け加えますが角度的にはもう少し、上から見て反時計回りに振れるものと思われます。
脚本家倉本氏がこの観覧車問題について「かなり強い口調で批判」されているらしいことは反対する会
で知りましたが、そのコラムが連載されている雑誌「財界」を探せど探せど見つからず。そしてようやく最近、都内の某図書館で発見し拝見させていただきました。
なるほど強く批判されています。
私自身は純君と同じ世代で「北の国から」とともに成長し、富良野塾を大いに意識した時代があり、またつい最近も「風のガーデン」を楽しくときには胸が詰まりながら見させていただきました。倉本氏がこれまでメディアを通して発信してきた富良野のイメージの生産、再生産によって、今日の富良野があり、またこれからの富良野の方向性に多大な影響を持っていることは誰もが認めるところです。
富良野に対して計り知れない貢献をされてきた氏に対して、おおよそ批判なんぞ恐れ多くてできませんし、多くの「信者」を敵にまわしてまで、私が観覧車を建設する業者、及びそれを「許可した」町の対応を擁護するのもまったく筋違いなのですが、少なくともネット上では誰もこのことに触れていませんので敢えて氏の「観覧車」と題するコラムについての意見を書こうと思います。
既に下書きは済んでいますが、感情的な氏の発言に対して感情的に反論している部分が多く、さらなる感情的な反論を招く恐れがあるため、校正を重ねている最中です。コラムを読まれた方、ご意見いただけたら幸いです。
「深山峠の観覧車問題」内のその他の記事
- 1年目の観覧車 - (10年1月25日)
- 十勝岳アートビューまもなくオープン - (09年4月22日)
- 完成した観覧車 - (09年4月19日)
- コラムに関心のある方へ - (09年3月20日)
- 観覧車問題に対する見解 - (08年12月9日)
- シーニックデッキの問題点 - (08年12月8日)
- ジェットコースターの路からの眺望 - (08年12月7日)
- 美瑛側からの景観 - (08年12月6日)
- 深山峠からの景観 - (08年12月5日)
- バルーン調査でわかったこと - (08年12月4日)
- 観覧車のイメージ画像 - (08年12月3日)
- バルーンでの高さの確認 - (08年12月3日)
- 深山峠の観覧車について - (08年12月2日)
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コメント (2)
このブログは北海道・富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしをしている管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。

はじめまして
私は北海道大好きで、年に2回(3回)
渡道しておりますが
深山峠観覧車問題でここにたどり着きました
北海道で知り合った仲間がブログで
「観覧車が出来るらしい」と書いたら
反対意見ばかりでした。私は
「作ってもいいんじゃない?」です
美瑛と富良野に挟まれた上富良野には
何もないわけです
美瑛と富良野の景色は素晴らしいと
思いますが「自然」とは思いません
少なくとも美瑛の景色の大半は畑ですので
いまさら何を・・と思っております
それより国道にある
「ありがとう自〇隊さん」の看板・・・
悲しいです・・・
それに倉本氏・・
私は「北の国から」は一度も拝見しておりません。しかしながら影響力は凄く・・・
吹上露天風呂が白濁していなかったから
もうあの温泉は終わりだね・・と言う
話も聞いたことがありますが
そんな間違った伝わり方をするドラマでも
あると思います。
個人的には観覧車も北の国からも
同じです。
なので富良野美瑛は最近はお邪魔することも
なくなってきました。
昔ながらの北海道の魅力はすでにありません。
突然の書き込み失礼致しました
コメント by マーヴェリック — 2009 年 3 月 16 日 @ 7:05 PM
マーヴェリックさん、コメントありがとうございます。何を求めて北海道に来られるか、人それぞれだと思います。ラベンダー畑だって作られた自然ですから興味ない人には全くないわけで、それでいいと私は考えています。
観覧車の建設によって仮に富良野・美瑛の魅力がなくなる、と考える方が多いとすれば残念ではありますが、仕方のないことだと思います。
私としては与えられた環境の中で、富良野の魅力をときにはマイナスイメージも含めて、一市民の目線からありのままにお伝えすることができればと思っています。
ところでこの記事を書いてから2週間経ちますが、コラムへの反論を掲載しようかまだ悩んでいます。
そもそもコラムの内容が一般的に知られていない中で、良識派知識人(と私は認識していますが)の氏に対する批判は、ブログの方向性とも大きくずれますし、反対する会の活動も停止している現時点で敢えて掲載することもないかとも思っています。
コメント by 管理人 — 2009 年 3 月 18 日 @ 12:50 AM