富良野の風景には欠かせない十勝岳連峰ですが、富良野の語源に活火山である十勝岳が大きく関わっています。
富良野の語源はアイヌ語の「フーラヌイ」からきていて「臭くにおう泥土」を意味します。活火山である十勝岳から流れ出る川の水が硫黄臭く、この一帯が泥炭(でいたん)地帯であったことからきています。
泥炭は強酸性であり水はけも悪いことから農業にとってはまったく不向きです。したがって「富む良い野」とは正反対の言葉になります。現在では北海道でも有数の穀倉地帯となっていますが、客土や排水工事など先人の開拓の苦労があって本当の意味での「富む良い野」になったことは忘れてはなりません。
因みに美瑛の語源「ピイェ」は「油ぎった」という意味で、やはり十勝岳から流れる川に由来し、美しいとはかけ離れた語源です。
富良野や美瑛に対するイメージのかなり大きな部分に、この語感が関わっているように思います。特に富良野の「野」という字と美瑛の「美」という字の持つ言葉の響きがプラスのイメージとして作用しているでしょう。婦裸悩(ふらの)とか鼻影(びえい)とかだったら決して今日のような観光地になることはなかったでしょう。
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このブログは北海道富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしを目指している管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
