晩秋の「風のガーデン」

2008 年 10 月 28 日
カテゴリー: 風のガーデン

富良野では紅葉の見ごろもほぼ終わり落ち葉舞い散る季節となりました。夏を彩った花々は度重なる霜に生気を奪われ、耕されて土に還るか、まだ残されている赤や青や黄色だった花も、どれもセピア色に染められています。
今、富良野の話題といえば毎週木曜に放送されているドラマ「風のガーデン」。私は倉本先生の「生徒」ではないのでマスコミやネットで知りえる情報以上のものは持ち合わせておらず、純粋にドラマを楽しんでいます。
個人的にはラベンダーが登場するかどうか、登場した場合どのような花言葉が与えられるかに関心があります。倉本さんのことなので、敢えてラベンダーは登場させないような気がしますがどうなんでしょう。
この撮影に使用された風のガーデン、新プリに隣接する旧ゴルフ場の敷地内に造園されました。05年冬に放送された「優しい時間」の「森の時計」が放送終了後に喫茶店として営業を始めたのと同じように、このガーデンも来春に公開予定だそうです。温泉の開業と合わせて、新プリに新たな集客の目玉が誕生することになります。
気になったら春まで待てない! ということで、富良野へ出かけたついでに見に行ってきました。旧ゴルフ場は現在、新プリ側がピクニックガーデン、本プリ側が森にかえす事業を行っている富良野自然塾として運営されています。後者は部外者立ち入り禁止なので新プリ側から目指します。この両方の真ん中くらいにある、という情報だけが頼りです。特に立ち入り禁止という看板は目にしないまま歩くこと20分。ピクニックガーデンのどん詰まりの山側に目指すガーデンはありました。

風のガーデンロケ地
建物はテレビで見たまんま(当たり前)。この時期花はありませんが、さまざまな品種の樹木や宿根草が植えられているのは分かりました。

風のガーデンロケ地
まわりはぐるりとデンボク(電気牧柵)が張られてエゾシカから守っているようです。遠くにスキー場のゴンドラの柱が見えるのはご愛嬌。

このイングリッシュガーデンを手がけたのが旭川市の上野ファーム。今年から入園料が必要になりました。帯広の紫竹ガーデンや真鍋庭園に比べて敷地面積は小さいものの手入れの行き届いた魅力ある、道北地方唯一のガーデンといっていいでしょう。富良野地方にはラベンダー園は数あれど、その花の見せ方はラベンダー同様、数百から数千株をまとめて植えるという大雑把なもの。もちろんこれはこれでいいのですが上野さんのような手法は富良野ではほとんど見ることができません。このガーデンを見たラベンダー園のオーナーが、いい刺激を受けてラベンダーを主体としたイングリッシュガーデンを手がける、というのはありえるでしょうか。ラベンダーイーストの小高い丘周辺とか、ドライフラワーの岩田さんとか、フラワーパラダイス(今は花物語)の久保さんあたりに頑張ってもらいたいところです。

話しは戻ってピクニックガーデン。今回はお目にかかりませんでしたが、先月のプリンス感謝祭でお邪魔した際にちょっと首を傾げたくなるオブジェ? があったので取り上げておきます。


コスモスの前にたたずむヤカンマン。持っているのは造花。


ジャージ姿のおばちゃんに権勢症候群っぽい犬と少年。


木の陰からウラメシヤ~ってオイ。楽しい気分が台無し。

シカ除けの案山子のつもりかもしれませんが、苦笑いするしかありません。天下のプリンスがこんなセンスでいいのでしょうか。例えばチェーンソーアートの作品を飾るとか、森の動物、森の妖精といった夢のある、誰もが楽しめるものを望みます。

さらに戻って風のガーデン。現在は未公開ですが特に立ち入りを制限するものはなく、積雪前なら行こうと思えばいけます。ただし新プリから往復1時間はかかるでしょう。またキツネやエゾシカならいいのですが、ヒグマが出る可能性がないとはいえないことは付け加えておきます。昨年11月14日夜に富良野市街でヒグマがトラックにはねられ死亡した、という驚くべき事故がありました。旧ゴルフ場で空が開けているとはいえ山の中、脅かすわけではありませんが時間帯によっては出没する可能性は否定できません。じっくりドラマの世界を楽しんで、来春の公開を楽しみに待つのが得策でしょう。

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3件のコメント »

  1. こんにちわ。こちらでいろいろとラベンダーの勉強をさせていただいている東京のふらのファンです。

    確かに、富良野に英国風ガーデンができたらユニークですね。

    花物語の久保さんは存じ上げておりますが、ドライフラワーの岩田さんとは?もし、サイトなどがあったら教えてください。

    コメント by Lovely Marie — 2008 年 10 月 29 日 @ 8:24 PM

  2. Marieさん、こんにちは。
    国道237号の上富良野と中富良野の境界に位置するのがドライフラワーイワタです。その名のとおり店内はドライフラワーでいっぱいで、ドライのラベンダーは界隈でもっとも高品質なお店のひとつといえます。

    http://www.df-iwata.com/

    お店の周囲はガーデンになっていますが一年草主体であり、宿根草と樹木を増やし植え方に手を加えれば、もっともイングリッシュガーデンに近い存在といえます。

    コメント by 管理人 — 2008 年 10 月 30 日 @ 8:52 AM

  3. 岩田さんのご紹介、ありがとうございました。おそらく、車で前は通っていると思うのですが、お邪魔する機会を逃してしまいました。次はぜひ、と思います。

    コメント by Lovely Marie — 2008 年 10 月 31 日 @ 8:35 PM

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ラベンダー発祥の地碑このブログは北海道・富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしをしている管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。

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