清水山線通行止めの影響
4月15日付け北海道新聞ふらの面を基にした話題です。
当サイトでも富良野市街地をパスする札幌方面からの近道ルート
として紹介している市道清水山線が、3月26日の落石の影響で通行止めとなっています。この情報自体は把握していてそのうち開通するだろうと特に重要視せずにいましたが、新聞報道によると「安全対策をとるには、新年度の事業として新たに予算を確保しなければならず、通行を再開できるのは早くても来春になる見通し」とのことです。

このまま夏を迎えるということになると観光に訪れる方はもちろん、市民生活にも多大な影響を及ぼす可能性があることを指摘し、関係各機関に早急な対応の検討を望むべく、この件について考察します。
まず、なぜこの清水山線が重要な抜け道として機能しているかについて。

赤:清水山線 ×印:通行止め箇所 緑:代替迂回路 ○印:新空知橋
富良野市街地は国道38号線で西側(北の峰地区や滝川・札幌方面)とつながっています。市街地に入る直前に空知川が流れ「新空知橋」がかかっていますが、実質的に唯一の橋となっていて、すべての交通がここに集約されます。この橋の両側に信号があり、断続的に流れは断ち切られるため慢性的に交通量が多いのが現状です。

今夏、清水山線が通行止めのままとなると、これまでこの抜け道を利用してきた車両がすべてこの「新空知橋」を通過しなければならなくなります。抜け道があっても起こっていた渋滞がさらに悪化することは必至です。
清水山線に代わる代替案としては、新空知橋を渡ってすぐの信号を左折し、基線へと向かうルート(上図:緑線)ということになりますが、渋滞の元凶である新空知橋を避けることができません。またこのルートは西病院や緑峰高校が立ち並ぶ住宅街であり、交通量の増大は非常に懸念されるところです(島ノ下-町営ラベンダー園間約14.5km:実測値)。
もう1つの代替ルートとしては当サイトでも滝川方面からの近道として紹介しているルート(下図:青線)になります。島ノ下交差点を左折し「滝里大橋」を渡って右折します(島ノ下-町営ラベンダー園間約16.0km:実測値)。

市街地が渋滞しない場合でも、両ルートの実際の所要時間はほとんど変わりませんので、代替ルートとしては後者をお勧めすることになります。
清水山線の代替ルートについて考えてみましたが、現在は落石は取り除かれており、落石防止対策ができないために通行止めが続いているのが現状です。何よりもこの区間の通行止め解除を急ぐべきでしょう。
大掛かりな安全対策ができないならば雨天時や夜間の通行止めは止むを得ないとしても、観光シーズン中の日中は保安要員を設置してでも暫定的に通行止めを解除すべきと考えます。
今春の暫定税率の廃止による道路財源の論争とからめて考えたくはありませんが、その影響が表面化したのでしょうか。渋滞解消と称して建設中の「富良野道路」を直ちに中止し、清水山線の復旧を優先させるのが何より求められている「道路行政」ではないでしょうか。「富良野市街地の交通量が増えて街が活性化される」などと呑気なことを言っている場合ではないのです。

着々と工事は進められており、左側に見えるのが北の峰トンネルの入口でしょう。渋滞解消と称して建設中のこの道路を当ブログでは富良野道路は本当に必要かと題して記事にしています。
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このブログは北海道・富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしをしている管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
