07年見頃指数の推移の検証(早咲き)

2008 年 7 月 3 日
カテゴリ: 見頃指数について

7月になり早いところでは早咲きの開花が始まりました。遅咲きも追ってぐんぐんと色を付けていて来週には開花が始まります。富良野が一年でもっとも輝く季節の到来で、毎年のことですがワクワクそわそわと落ち着かない気持ちになってしまいます。

そんな中、観光協会等の公表している見頃指数の更新が今年も始まっています。この見頃指数の数値が実態とかけ離れていて実にいい加減でデタラメなものであることは、3年前のサイト開設当初から指摘し続けてきましたが、この間一向に改善される気配はなく、今年もまた誤った情報の垂れ流しになると思うと残念でなりません。

今回はあえて、このタイミングで見頃指数の問題を改めて検証します。昨シーズン(07年)更新通知ソフトを導入し、毎日見頃指数をチェックすることで更新の実態が浮かび上がりました。

この見頃指数が絶対正しいと信じて疑わない方にはちょっとショックな内容となっています。数値と実態に差があると感じたことがある方には、なるほどと頷ける結果でしょう。おそらく担当者も何が問題なのかまったく自覚していないと思われますので、彼らに特に考えてほしく叱咤激励の意味も込めて今回記事にしています。

昨年見頃指数を公表していたのは、上富良野町・中富良野町・ふらの観光協会(富良野市)・南富良野町に加えて、かみふらの十勝岳観光協会と民営の彩香の里・佐々木ファーム。この中で南富良野町とかみふらの十勝岳観光協会は遅咲きのみ、佐々木さんの更新状況もチェックはしましたが今回の「お役所的怠慢」を指摘する趣旨から外れますので取り上げません。

下表が昨年の濃紫早咲きの更新状況です。


上富良野町中富良野町富良野市
16/20
36/226/21
57/057/06
77/117/14
107/067/137/30
07/259/038/09

上富良野町は「早咲きが見頃」の表示を追加しただけで数値の更新はしていません。見頃=10と置き換えています。空白部分は気づいたら見頃の度合いが進んでいたのか、飛ばされています。これをグラフに表すと下のようになります(クリックで拡大)。

クリックで拡大

赤線は管理人が実態に即して見頃度を書き入れてみました。開花が7月5日でその直前から見頃のピークです。見頃が数回に分けて下がっていますがこれは昨年の雨の降り方に因っています。
中富良野町は9月2日まで10を表示していましたが、お盆前後にはほとんどのラベンダー園で刈り取りが行われますから、担当者の怠慢以外の何ものでもありません。富良野市は見頃の度合いが落ちてから10を表示していますが、早咲きの開花の進行と見頃のズレを認識していない結果といえます。

07年6月29日の富田さん。見頃指数は3。開花直前のもっとも色の濃い時期で、私の判断する見頃度は8。


07年8月6日で同じく富田さん。見頃指数は10のはずですが、早咲きは刈り取りがほぼ終了しています(手前側)。

まずは早咲きの見頃指数の推移を取り上げました。近日中に遅咲きの推移もお伝えします。

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ラベンダー発祥の地碑このブログは北海道・富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしをしている管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。

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