2006年は平年並み? 1週間遅れ?
7月に入って連日の好天、ラベンダーはぐんぐん色を濃くしています。今日の道新上川面に観光大臣会合の代表らがファーム富田を訪れた記事の中で「ラベンダーの開花は例年に比べ、1週間から十日の遅れ」とありました。
改めて各市町の開花情報ページや民間サイト(終了しましたとなっているのは論外)、さらにはブログにおける個人サイトも一通りチェックしてみました。そこでは「平年並み」主張グループと「1週間遅れ」主張グループに分かれるようです。どういうことか考えてみました。
まずは現状報告と見頃予想の違いについて。
各市町のサイトでは口裏を合わせたかのように(実際合わせてもらわないと混乱しますが)「1週間遅れ」を主張しています。例=上富良野町開花情況
これらはつまり『現状報告』です。ページ更新時点での平年との差を報告しているだけで、いつ見頃になるかという予想はしていません。
一方で「平年並み」を主張する民間のサイト・ブログがあります。これらは『見頃予想』をしています。富良野のラベンダーの見ごろは広い意味では「6月下旬から8月上旬(6月中旬から8月中旬はちょっと言い過ぎでしょう)」といわれますし、狭い意味では「7月中旬から下旬」というように表現されます。現時点では1週間遅れていても結局はこの範囲に収まるという意味での「平年並み」ということだと私は理解しています。
以上が「1週間遅れ」の『現状報告』と「平年並み」の『見頃予想』の違いです。
次に『見頃予想』に関しての「平年並み」という表現について考えてみたいと思います。
本サイトでは6月23日の最新リポートで「(1週間ほど遅れた)昨年並みかまだ遅いかも」と伝えています。これは現状を踏まえた上での『見頃予想』です。ここで「平年並み」を主張するサイトとの違いがどこに起因するかを説明したいと思います。
桜の開花予想に例えると分かりやすいでしょう。桜の場合、1日単位で開花予想が発表されます。地域ごとに平年とされる日が設定されていてそれに対して何日早い、遅いというわけです。それがもし1日単位の発表でなかったらどうでしょうか。東京は3月下旬、富良野は5月中旬といった具合。よほどの異常気象でもない限りだいたい「平年並み」ということになってしまうでしょう。
ラベンダーの見ごろに関し6月23日の最新リポートでもお伝えしていますが、本サイトでは独自の基準として早咲きは7月10日、遅咲きは7月20日を平年の見頃のピークと設定しています(まったくこれは管理人の独断による基準ですので、本当にこの日が富良野のラベンダーの平年のピークかと言われると困ります。ただ富良野のラベンダーを何年も観察している方には納得いただける日付だと思っています)。桜の開花予想と同様に1日単位での設定です。この観点から当サイトでは数日遅れることを予想し、今年はそのピークを7月25日と予想しています(平年より5日遅れ・昨年並み)。
これは7月中旬から下旬とする見頃期間に収まるという意味で「平年並み」と表現することもできてしまいます。これが平年並みを伝えるサイトと本サイトの決定的な違いです。
まとめ・・・
- 各市町の発表する開花情報の「1週間遅れ」は『現状報告』に過ぎない
- 「平年並み」という予想は見頃期間に収まるという意味での『見頃予想』
- 当サイトの5日遅れの予想は平年日を設定した上での1日単位の『見頃予想』
追記・・・
予想はあくまでも予想ですので、今後の天候次第で早まるかもしれませんし、遅くなるかもしれません。この情報に起因する一切の責任は負いかねます。
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このブログは北海道・富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしをしている管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
