明朝の霜で被害を受ける可能性
4月の気温は平年を大きく上回る日が続き、桜の季節も一気に過ぎ去りました。現在はチューリップやシバザクラが富良野界隈では見頃となっています。ゴールデンウィークあけの今頃に平年なら桜が開花するので半月ほど早かったことになります。
ラベンダーの見頃についても早まるのか、それとも平年並みなのか、前回の記事以降気象庁の「過去の気象データ」とにらめっこしている毎日です。おおよその傾向はつかめたのでまとめる段階にきたのですが、ここに来て思わぬ伏兵がやってきました。霜です。
NHKの気象予報によると明日の最低気温は氷点下6度、当サイトのトップページで表示しているmsnの天気予報でも氷点下5度ということです。無風状態だった場合、かなり強烈な霜の降りる可能性があります。例年でも遅霜の心配がなくなるのは5月20日以降ですので、今の時期にこれくらいの最低気温になることは別に驚くことではありません。
しかし今年は違います。これまでの暖かさでラベンダーの新芽がすでに動いています。例年ならまだ新芽が動き出す前で多少の霜でも影響は皆無ですが、今年はすでに伸びだした新芽が部分的にあるいは全面的にやけてしまう可能性があります。こうなった場合ラベンダーはこのまま早まるのか平年並みに戻るのか、あるいは遅くなることもあるのか、これまで経験したことのない予測困難な事態に陥ります。
過去にラベンダーが霜でやられた年があるのか定かではありません。少なくとも私が見てきた10年間では(恐らく)一度もありませんでした。しかし気になることがあります。ファーム富田会長の著書「わたしのラベンダー物語」の中でタスマニアのラベンダー畑の窪地が、霜害で全然咲いていなかった、というのです。また富田さんは
北海道でも何年かに一度は霜の被害をうけることがあります
と記述されています。タスマニアのラベンダーの見頃が12月下旬から1月上旬で、12月上旬の遅霜の被害とのことです。そのまま富良野に置き換えると12月下旬が7月中旬ならば、12月上旬は6月下旬となるので今回とは大きく季節が異なるのですが、ちょっと気になる記述ではあります。
明日の朝になってみなければわかりませんが、霜が降りるか、降りないか。降りるとしたらどれくらいの強さか。またラベンダーの新芽に対して、まったく影響がないのか、多少は縮れることもあるのか、あるいは焼けてしまって新たに芽が出るのを期待することになるのか。
単なる取り越し苦労に終わることを望みます。
【5月10日追記】
今朝の最低気温は氷点下2度、一面が白くなるような霜が降りました。

それでもラベンダーにはたいした強さではなかったようで、何事もなかったかのように太陽が昇るとともに融けてイキイキしています。富田さんがおっしゃるラベンダーの霜害は、もっと遅い時期のつぼみが上がってくるタイミングでのことなのでしょう。もっともそんな時期に霜が降りたら、農産物全般に被害が出て新聞で大きく取り上げられるでしょうけど。
何はともあれ杞憂でよかったです。露地アスパラは大丈夫だったのかな。
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このブログは北海道・富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしをしている管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
