前回の遅霜の記事以来の更新になります。この間もずっと気象庁のデータとにらめっこしていましたが、一番の悩みどころは「どの時点から平均気温を積算するか」で、さまざまなパターンを検証するのに時間がかかりました。
ラベンダーにとっての有効気温を何度に設定すべきか、積雪ゼロの日を考慮すべきか、最高気温との関係は・・・、など日ごとのデータを見比べてあーでもない、こーでもないと悩んでいました。でも細かい数値に振り回されてもしょうがないので、大雑把に月ごとの平均値を採用しましたが、結果的にかなり正確なデータが得られたようで、ようやく陽の目を見ることに相成りました。
使用したデータは気象庁・過去の気象データ・上富良野町
です。
今年と気象状況が類似する02年以降の6年分のデータを基に解析します。
まず02年から07年までの6年間の4月から6月の平均気温を積算しました。07年を例にすると[3.9℃(4月)×30日+11.1℃(5月)×31日+18.7℃(6月)×30日=1022.1℃]となります。同様にして求めた他の年のデータは以下の通り。
- 02年・・・1095.7℃
- 03年・・・1104.5℃
- 04年・・・1062.7℃
- 05年・・・ 966.4℃
- 06年・・・ 933.1℃
ここで問題になってくるのが開花日です。開花の遅かった05年、06年を7月10日とし、他の年を5日として、この日までの日平均気温を足します。ここでは早咲き(濃紫3号)の開花日を採用しています。ドライフラワーとして加工する早咲きは、パラッと咲きだしたら刈り取りを始めますので毎年開花日には細心の注意を払っています。
- 02年・・・1197.2℃
- 03年・・・1190.5℃
- 04年・・・1150.1℃
- 05年・・・1129.9℃
- 06年・・・1130.2℃
- 07年・・・1114.9℃
04年以前はブログでの記録はありませんが、7月3-5日のうちに開花していると記憶していますので富良野地方での早咲きの開花は4月1日以降、積算温度で1110-1150℃という仮説が成り立ちます。大雑把ですがかなり精度の高い数値が求められたろうと思いますがいかがでしょう。
この7月上旬から中旬にかけての日平均気温は20℃ほどですので、1日開花が前後するということは積算温度で20℃の違いを意味します。例えば平年より3℃高い日が1週間続いて、ようやく1日開花が早まります。
以上のことを踏まえて、今年の4月から5月中旬にかけてのデータを基に次回、今年の見頃を予想します。ひっぱってしまってスンマセン。
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このブログは北海道富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしを目指している管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
