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見ごろ差の要因は標高差

[2010 年 7 月 27 日]

今年(2010年)を振り返ってみますと、春先の天候不順で遅れがあり、大冷害との予測もあってヤキモキしましたが、6月以降の好天で遅れを取り戻したばかりか、7月に入っても高めの気温が続きました。またラベンダーの開花後にはまとまった雨が続いたこともあり、例年より駆け足でシーズンが終わりつつあるといえます。

この時期は富田さんなどではほぼ見ごろを過ぎていて、ちょっとがっかりということになりがちです。そこでお勧めなのが標高の高いラベンダー園にも足をのばすこと。たとえば美馬牛のかんのファームなどは感覚的は富田さんより4,5日遅い印象です。今回はそれをデータとして裏付けてみようということで、かなり精度の高いグーグルアースを用いて標高をみていきます。

  • [上]ラベンダーイースト:183m
  • [中]ファーム富田:185-230m
  • [市]ぶどうヶ丘:190-220m
  • [中]北星山町営:200-260m
  • [市]ハイランドふらの:220-230m
  • [上]日の出公園:240-260m
  • [上]フラワーランド:240-250m
  • [中]彩香の里:260-290m
  • [上]かんのファーム:280-290m
  • [上]深山峠:285-290m

([上]上富良野町/[中]中富良野町/[市]富良野市)

100m高度が上がると気温は0.6℃下がります。見ごろ予想の際に用いる積算温度は4月上旬から7月上旬までの約100日間ですので、たとえば富田さんの平地部分(185m)とかんのファーム(平均285m)では積算で60℃の違いがあります。7月上旬の日平均気温は20℃弱ですので、このことは3日から4日の差を意味します。

標高差が見ごろの差であるとほぼ結論付けていいのですが、微気象も影響していて、たとえばハイランドふらのは貯水池に隣接しているためか、見ごろはかんのファーム並みに遅れますし、かんのファームと深山峠を比べると、東側に開けている深山峠の方が若干早まるようです。

少し範囲を広げて他のラベンダー畑の標高もみていきます。

  • [美]北西の丘:280m
  • [美]四季彩の丘:300m
  • [美]拓真館:300m
  • [南]鹿越園地:340-350m
  • [中]ひつじの丘:430m
  • [市]麓郷展望台:490m

([美]美瑛町/[南]南富良野町)

富田さんと比べて、麓郷展望台は実に10日ほど遅れます。私の確認しているラベンダー畑の最高地点ですが、さらに上、たとえば十勝岳温泉は千メートルを超えますので、順調に生育すると仮定して雪解けの遅さも考慮すると、理論上早咲きはお盆過ぎに開花することになります。どうなるか植えてみたいですね。

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このブログは北海道富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしを目指している管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。