例年は早咲きが色づき始める6月下旬にスタートする最新リポートですが、冬のラベンダー畑はどうなっているかという疑問にお答えする意味と、この冬は例年にない少雪でラベンダーに深刻な影響を与えるかもしれないことをお伝えすべく、ちょっと早すぎますが今年最初の最新リポートをお届けします。

富田さんのトラディショナルラベンダー畑。積雪は少ないもののすっぽりと雪に覆われています。他のラベンダー畑も雪の布団を被って氷点下20℃の寒気から守られています、とお伝えしたいところですが、今年はちょっと状況が違います。
積雪が少な過ぎるのです。
降雪が少ないのに加えて、最高気温がプラスだったり日照時間が長かったり、例年ではありえないことですが1月下旬に雨が降ったことも影響しているようです。

昨年オープンした富田さんのラベンダーイースト。富良野盆地の平野部にあり吹きさらしのためか株の上半分が外に出てしまっています。

こちらは日の出公園(駐車場の問題はまた改めて取り上げます)。やはり風の抜ける小高い丘の部分は雪から出てしまっています。
林に囲まれていて、日照が短く風があまり通らない多くのラベンダー畑は積雪があって凍害の心配は今のところありませんが、上記のラベンダー畑はちょっと心配です。(イングリッシュ系)ラベンダーが氷点下何度まで耐えられるかははっきりとは分かりません。この時期は最低気温がマイナス20℃を下回ることはよくあって、影響が出るかどうかは春になってみないとなんとも言えないというのが正直なところです。
ただ私の考えでは、数年前に黄砂が融雪剤の役割を果たして今年と同様の状態になった年でも枯れることなくラベンダーは咲き揃いましたので、株が寒気にさらされるだけなら大丈夫かなと思っています。問題は根です。根が凍る、すなわち積雪が今よりまだ少なくなって地面が露出して凍ったとき、枯死する可能性は否定できないでしょう。
したがって今後の積雪の推移に注意が必要です。だからといって何か人為的にラベンダーを守る術はなく、ただ見守るしかないのは歯がゆいところです。1度寒気が入ってドカっと積もってくれれば問題ないのですが。春になって新芽が出てくるかどうか、その時点で改めてこの記事の検証を行います。
ところでこんな白一色の世界でも、唯一冬でもラベンダーの色と香りを楽しめるのが富田さんの温室です。

団体さんが訪れる以外お客さんはまばらですので、夏は忙しすぎてなかなか声もかけられませんが、居合わせたスタッフさんからラベンダーのウンチクを聞けるチャンスでもあります。
≪お断り≫写真は2月3日ですが更新が遅くなって6日になりました。タイトルと更新日にズレがあることをお詫びします。
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このブログは北海道富良野地方のラベンダー発祥の地・上富良野町東中地区で農的な暮らしを目指している管理人が、富良野を訪れる観光客への有意義な情報の提供と、全国でラベンダーの栽培に取り組む方との交流を目的に作成しています。
